働く上で大切だと考えている2つの心理的特徴
私の経営方針に関する記事の2つ目です。
前回の記事は、挑戦心、向上心のある人が活動しやすい環境という記事でした。
今回は、自立と自律を兼ね備えてた人が自由に活動できる環境づくりについてです。
前回の記事は下記にリンクを貼っているので読んでみて下さい。
一緒に働く人に求める自立と自律とは
私は、一緒に働く人には自立と自律を求めています。
もちろん、一緒に仕事をすることになった時点での年齢や仕事の経験によっては、その人の成長を待つことはしますが、一緒に働く中で自立と自律が進んでいくことを求めます。
自立とは他人からの支配や援助がなくても、自分で判断して計画を進めること
自律とは自分の行動を自分が設けた規律によってコントロールできること
自立の反対は依存です。
依存するということは、依存する相手がいなければ自分のことが成り立たない状態なので、仕事をする上でその状態が続くようなことではプロとして顧客にサービスを提供する立場として問題があります。
自律の反対は他律です。
自分の行動を他人からの命令や強制がなければ律することができない状態なので、自律できない人は他人から信頼を得ることは難しいといえます。
一緒に働く人に信頼を得られない人が、顧客から信頼を得ることはできないと思っています。
自立と自律ができている人は信頼できる
私が仕事の上で求めている自立と自律は、顧客に貢献する能力の向上と環境の提供ができる状態を自分の力で維持することです。
仕事は顧客に信頼をされなければ続けていくことはできませんが、その前に身近な人に信頼されない人は、顧客の信頼を得続けることが難しいと思っていて、身近な人からの信頼を得ることができる人は自立と自律ができていると感じます。
信頼ができれば、安心して仕事を任せることができます。同じ環境でしごとをしていても私の管理が必要ないので、結果的にその人は自由に活動することができます。
AXIAの中で認められている自由
私が経営している株式会社AXIAでは、出勤時間や勤務時間、選択する仕事内容はに関する自由は、ある程度本人の意思を尊重して認めています。
仕事なので、自立と自律によって行う行動が社会への貢献につながるのなら、その人が自由に行動できた方が貢献度が上がると見越して認めることができる自由の幅を広げています。
自立と自律ができていて、その上で自由に行動することが社会への貢献度アップにつながるなら、自由を認める価値があるからです。
もちろん、認められる自由の幅は、仕事である以上は一定の制限が加わりますが、それは、選択できる行動は組織の理念から外れていないという程度の制限です。
『健康、教育、スポーツ、企業における社会的課題の解決を目指す』というコンセプトのもとであれば、それを実現するための取り組みは自由に行ってもらえる環境を提供したいと思っています。
この記事を書いた人
衣川竜也
アスリートのキャリア構築を支援するオンラインサロン