仲間に貢献できる人は社会に貢献できる
私の経営方針に関する記事の3つ目です。
今回は、身近な人と接している時の態度、日常の習慣が、誰と接する時にも出てしまうので、仕事をする上で仲間に対してどんな意識を持って働くことが望ましいかという話です。
前回の自立と自律を兼ね備えてた人が自由に活動できる環境に関する記事は下記にリンクを貼っております。
まずは身近な人に信頼されること
私が一緒に働く人に求めていることは、まずは身近な人に信頼される行動を取るということです。
これは、自分自身でも意識していることです。
人間は、無意識に習慣化している行動がでるので、接する機会の多い人にいい加減な態度をとっていると、その態度が身についてしまって顧客に対しても表面化すると考えています。
身近な人を大切にできない人が、これまで人間関係のなかった顧客を本当に大切にできないので、お互い身近な人に信頼される態度を心掛けることを一緒に働く人には求めています。
身近な人に貢献する意識
身近な人に信頼される態度ができている上で、自分が何をする人がその人への貢献となるかを考えて実行することを求めています。
お互いが貢献し合うという意識を持つことができれば、良いチームワークが維持できるし、組織の成長にもつながるという考え方です。
では何をもって貢献と考えるかということですが、それは以下の2つを基準としています。
- 仲間の利益につながる行動
- 仲間の時間を生み出す行動
利益につながる行動というのは、仲間の仕事が増えるように協力することです。
簡単なことでいうと顧客から掛かってくる電話に出たり、メールを返信することです。
少し上級の貢献方法なら、マーケティングを仕掛けて他の人にも仕事が増えるようにすることです。
時間を生み出す行動とは、いろんなものが当てはまりますが、仲間の作業を手伝ったり、苦手なことをサポートしてあげたりするようなことです。
例えば、私が一緒に働いている人たちは、パソコンの知識に疎い人が多いので、パソコンのことで困ったことがあったら助けてあげるというようなことです。
内容によっては、助けてもらうことからいつかは自立することが必要な場合もありますが、自立を求める反面で苦手なことは補い合おうという気持ちも大切だと思っています。
仲間に貢献する意識は社会への貢献につながる
上記のように仲間に貢献するという意識をもって働いていると、他人に貢献するという思考が習慣化します。
そうすれば、自然と顧客に対しても貢献する意識を持って関わることができるようになると考えています。
仕事では、利益を得ることは重要ですが、そればかりが優先している人は信用されないと思っています。
実際に、会社にはいろんな電話が掛かってきますが、相手を騙す、誤魔化すことで利益を得ようとしていると感じる会社からの電話が掛かってきてうんざりさせられることがあります。
人間の脳は、可塑性というよく使っている働きが定着するという機能があるので、不誠実な仕事の仕方をしていると不誠実な考え方が定着するし、誠実な仕事をの仕方をしていると誠実な考え方が定着します。
仲間に貢献する意識を持って、人に誠実に接するという意識を習慣化することで社会に貢献できる力が養われると思っているので、AXIAで働く人には仲間に貢献するという意識を持って働くことを求めています。